Cast/Staff


キャスト / スタッフ

Joanna Kulig

ヨアンナ・クーリク

ズーラ

PROFILE

トマシュ・コット

ヴィクトル

Tomasz Kot
PROFILE

アガタ・クレシャ

イレーナ

PROFILE

ボリス・シィツ

カチマレク

PROFILE

ジャンヌ・バリバール

ジュリエット

PROFILE

セドリック・カーン

ミシェル

PROFILE

Director's Comment

ズーラとヴィクトルという二人の人物を描いた物語を撮りたいと思いつつ、ああでもないこうでもないと考えているうちに、何年も経過してしまった。この二人は部分的に私の両親を基にしている。彼らはそれぞれに別のパートナーとくっついたりしながらも、とても激しい関係を結んでいた。それは、ある意味、究極のラブストーリーだった。彼らはどちらも自分をコントロールできず、落ち着いていられない。それなのに、一緒になることが運命づけられているカップルなのだ。
伝記映画は嫌いだ。人生の物語を綴ることなんてできない。そこに因果関係の理屈を押しつけると、とても安っぽい場面やダイアローグの連続になってしまうし、演出もひどく貧相なものになりがちだ。どうしたものかと呻吟した結果、こうした省略的な描き方に行き着いた。やがて、まとめ役となってくれる何かが必要になり、音楽がすべてを統合し、移り変わってゆく人間関係や時間や場所を見極めるのに手を貸す3番目の登場人物となった。

パヴェウ・パヴリコフスキ

パヴェウ・パヴリコフスキ

監督・脚本

1957年、ポーランド、ワルシャワに生まれ、14歳で母親に連れられてポーランドを出て、イギリス、ドイツ、イタリアへ渡り、最終的に1977年にイギリスへ落ち着く。ロンドンとオックスフォードで文学と哲学を学ぶ。
1980年代後半に、BBC 放送でTVドキュメンタリーを作り始める。その作品には、「From Moscow to Pietushki: A Journey with Benedict Yerofeyev」(90)、「Dostoevsky' s Travels」(91)、「Serbian Epics」(92)、「Tripping with Zhirinovsky」(95)などがあり、エミー賞やイタリア賞を含め、数多くの国際的な賞を受賞している。1998年、低予算TV映画「Twockers」を監督し、フィクション作品へと移行した。次に長編映画2本を監督。その作品『Last Resort』(00)と『マイ・サマー・オブ・ラブ』(04・未)では脚本と監督を務め、両作品とも、英国アカデミー賞や世界中の映画祭で多くの賞を受賞する。
2011年には、『イリュージョン』(未)の脚本と監督も務める。同じく脚本と監督を担当した『イーダ』(13)は、2015年度アカデミー賞®外国語映画賞を受賞し、さらにヨーロッパ映画賞5部門、英国アカデミー賞1部門、ゴヤ賞1部門、その他多くの賞に輝く。2013年にポーランドに戻り、『イーダ』を完成させる間、滞在した。現在はワルシャワに住み、ワイダ・スクールで映画の監督・脚本課程の教鞭をとっている。

ウカシュ・ジャル

ウカシュ・ジャル

撮影

1981年、ポーランド生まれ。『イーダ』(13)でも、パヴェウ・パヴリコフスキ監督とチームを組んでいる。『イーダ』でアカデミー賞®にノミネートされ、ヨーロッパ映画賞を受賞する。これまでに、アカデミー賞®にノミネートされたアネタ・コパチ監督のドキュメンタリー『ヨアンナ』(13)の他、トリスタン・オリヴァーと共に撮影を担当し、アカデミー賞® 長編アニメ賞にノミネートされたドロタ・コビエラ&ヒュー・ウェルチマン監督の『ゴッホ~最期の手紙~』(17)などの作品を担当してきた。最新作は、2018年のベルリン国際映画祭でプレミア上映され、銀熊賞芸術貢献賞を受賞したロシアの伝記映画『Dovlatov』(18)である。本作で、アカデミー賞®、英国アカデミー賞にノミネートされる。